中庭のある生活を送りませんか？注文住宅で中庭を設置するときの注意点を解説

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中庭のある生活を送りませんか？注文住宅で中庭を設置するときの注意点を解説

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2022/01/11 中庭のある生活を送りませんか？注文住宅で中庭を設置するときの注意点を解説

「注文住宅で中庭を設置したい」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
中庭のある家での生活には憧れますよね。
しかし、中庭を作るときに気を付けるべきこともあります。
そこで今回は、中庭のメリットと注文住宅で中庭を導入する際の注意点をご紹介します。

□中庭のメリットとは？

中庭のある家のメリットは主に3つあります。

1つ目は、プライバシーが保たれやすいことです。
中庭は建物で覆われているため、外を通る人の目を気にすることなく過ごせます。

家の中からは見守りやすく、外からの目は届きにくいため、子供が安全に遊べる場ともいえます。
また、開口部が外向きではないので、家の中にいるときのプライバシーも確保しやすいです。隣の家との距離が近い地域では、家族だけの安心できる場所を作れるのは良いですよね。

2つ目は、光や風を取り入れやすいことです。
中庭を作ると、家の表面積が大きくなり開口部を設けやすくなるため、採光や通風の面で効果的です。

日本の住宅では、日当たりを良くするために南側に大きな窓を作ることが多いです。
しかし、奥まった場所では日が差し込まず、風も通らない可能性があります。
そこで、建物に囲まれるように中庭を設置すれば、中庭に面した部屋には、周辺環境や方位に関係なく十分光や風を取り入れられます。

開口部が増える分、空間に解放感が生まれ、広く感じられるところも良いですね。

3つ目は、家の外と中の距離感が近いことです。
庭に面している部屋が多くなると、家の中にいながらも外の自然を身近に感じられます。
中庭の高さを家の床の高さと同じにし、床の素材についても似た雰囲気のものを使うと、ひと続きの空間のようになり、広く感じられます。

中庭を利用すれば、外で来客をもてなしたり、家族がくつろいだりするのが簡単ですね。

□中庭を導入するときの注意点とは？

中庭を導入するときの注意点を3つご紹介します。

1つ目は屋根付きの中庭には固定資産税がかかることです。
中庭に屋根を付けない場合、中庭は延べ床面積に含まれないため、非課税の対象です。
しかし、中庭に屋根を付ける場合、その中庭は固定資産税の課税対象です。
屋根付き中庭は雨の日でも使えて魅力的ですが、固定資産税がかかることを念頭に置いた上で作るようにしてください。

2つ目は、建築費が割高になることです。
中庭を作ると、基礎の面積や屋根の面積が増えることにより、建築費が高くなる傾向にあります。
特に、ロの字型住宅はL字型やコの字型住宅に比べ、建築費がかかりがちです。
換気対策や断熱工事などを行えば、さらに建築費がかさみます。

予算とのバランスを見ながら、どのような中庭を作りたいのかを考えることが重要です。

3つ目は、排水場所を確保する必要があることです。
特にロの字型住宅では、雨の日に排水しきれず、水やごみが溜まってしまうおそれがあります。
それを防ぐために、中庭を作る前には排水場所を確保する位置をしっかり決めておきましょう。