『セルロースファイバー』その5 耐火効果!

6月も半ばに入りました。

梅雨に入り不安定なお天気が続いています。

梅雨の合間の晴れの日を有効に使いたいですね。


今回は『セルロースファイバー』最終回となります。


セルロースファイバーは、新聞紙などの再生紙を主原料とした断熱材ですが、高い耐火性能を持っていることも大きな特徴です。


セルロースファイバーが燃えにくい理由!!

セルロースファイバーには、その1でお話した通りに、製造時に「ホウ酸」や「ホウ砂」といった難燃処理剤が添加されています。この効果により火が当たっても簡単には燃え広がりません。


耐火効果の特徴


①延焼を抑える

火災時に炎が当たっても表面が炭化することで酸素の供給を抑え、燃焼の進行を遅らせます。


②有毒ガスが少ない

発砲プラスチック系断熱材と比較すると、燃焼時の有毒ガスの発生が少ないとされています。


③隙間なく施工できる

壁や天井内部に隙間なく充填するため、火や煙が壁内を通って広がる「煙突効果」を抑制します。


④木材の炭化を遅らせる

柱や梁の周囲に充填されることで、木材が急激に高温になるのを防ぎ、構造体の耐火性能向上に貢献します。


住宅へのメリット

①火災時の延焼リスクを低減

②避難時間の確保につながる

③壁内火災の拡大を抑制

④断熱性能と防火性能を両立


注意点

セルロースファイバーは「燃えない材料」ではなく、あくまで「燃えにくい断熱材(難燃剤)」です。そのため、住宅全体の防火性能は、構造材や防火仕様などとの組み合わせで考える必要があります。


とても新聞紙からできているとは思えないほどの優れものです。

特に木造住宅では、夏の暑さ対策や冬の寒さ対策だけでなく、万が一の火災時の安全性向上という点でも大きなメリットがあります。


今回で「セルロースファイバー」については最後の投稿となります。

ご理解いただけたでしょうか?

また、気になることがありましたらいつでもご相談ください。


梅雨明けはまだのようですが、この先は暑い夏になりそうです。

夏バテをしないように日ごろから水分補給や休息をしながら乗り切っていきましょう!



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